実績重視の評価制度

仕事上で好成績を残せば経験が少ない人も出世できる

外資系企業では実績重視の評価制度が導入されており、年齢が若い人や実務経験が少ない人も、仕事上で好成績を上げれば出世のチャンスがあります。特に、営業や開発、マーケティングなど数値で仕事ぶりを把握しやすい職種については、過去の経歴よりも職場内で仕事ができるかどうかが将来の社内のポジションに大きくかかわってきます。そうした中、外資系企業で自己の能力を生かして活躍をしたい人は、評価基準が明確なところや、年齢や性別に関係なく人員配置が行われているところを転職先の候補に入れることがおすすめです。また、国内の企業での勤務経験が長い人は、外資系企業のシステムに慣れるまでに時間が掛かることもあるため、求職中に新しい職場で上司や先輩社員にサポートを受けられるかどうか確認しましょう。

能力不足の人は減給やリストラの対象となりやすい

外資系企業では、シビアな評価が行われているところが多く、仕事をこなす能力が不足している人や、成果が伸び悩んでいる人は早い時期に減給やリストラの対象となることがあります。こうしたリスクに備えるには、外資系転職の際になるべく自分の経験を生かせる職種を選ぶのはもちろん、それぞれの会社の社風を自分なりに理解することが大切です。大手の外資系企業の中には、求職者に対して社内で求められている人材について、様々な手段で公表をしているところも少なくありません。そこで、転職後にスキルを磨きながら仕事をてきぱきとこなすうえで、企業ごとのホームページをチェックして、なるべく専門性が高い業務に携わることができる外資系企業を見極めることがポイントです。